成人歯科健康診査
成人歯科健康診査
練馬区歯科医師会の会員の診療所において
練馬区民の方で30・40・45・50・60・70歳の
節目になられる方が原則500円で歯科検診を受けられます。
歯周病検診ですので歯が一本でもあれば受診できます。
住民税非課税・生活保護・中国、樺太残留邦人・東日本大震災被災者の方は手続きをぶむと無料で受診できます。
事前に電話等でお掛かりになりたい歯科医院にお申し込み下さい。
受診の際は練馬区民であることが判る保険証、免許証等をお持ち下さい。
平成31・令和元年度は平成31年4月1日から令和2年3月31日
迄で対象は生年月日が以下の方になります。
- 30歳;H元.4.1から H2.3.31生まれの方
- 40歳;S54.4.1から S55.3.31生まれの方
- 45歳;S49.4.1から S50.3. 31生まれの方
- 50歳;S44.4.1から S45.3.31生まれの方
- 60歳;S34.4.1から S35.3.31生まれの方
- 70歳;S24.4.1から S25.3.31生まれの方
内容は問診、虫歯・歯周病の視診・検査、歯磨き指導等で終了時にアドバイスと結果の写しをもらえます。
練馬区歯科医師会の会員の診療所は練馬区歯科医師会のホームページでhttp://www.nerimaku-shikaishikai.or.jp/clinic/
調べられますのでご利用下さい。
令和元年度 東京23区 成人歯科健診実施間隔
東京23区では後期高齢者を除いた年度末76歳未満の区民を対象に歯周病健診である成人歯科健診が行われています。最近の研究では歯周病が全身疾患に及ぼす影響が次々と明らかにされて各区は成人歯科健診の重要性を考慮し、健康増進法に基づく歯周病健診で定められている40・50・60・70歳の他に成人歯科健診の対象年齢の拡大を行ってきました。
また平成元年より厚生省(当時)と日本歯科医師会は歯が20本以上あれば何でも食事が
出来ると言う疫学的調査を受けて「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」と言う「8020(ハチマルニイマル)運動」を提唱してきました。
現在ではこの運動は広く国民に受け入れられて、運動当初は達成率が7パーセントだったのが平成28年には51.2パーセントに成りました。
8020運動は高齢者がフレイルに陥るのを防ぐ観点からも益々重視され、定期的な歯科健診が8020を達成するのに不可欠な事も確かです。
ただ残念ながら私の住む練馬区は成人歯科健診の対象年齢が一番少なく、その原因は以下の令和元年度のデータが示すように10年間に1回しか健診が受けられない期間があることによります。
練馬区もこれから高齢化社会に向かいますので8020を達成する区民が大勢になるように成人歯科健診が5年間隔で受診できるように願っています。
5年間隔未満で実施のある区
1. 千代田区 19歳以上
2. 港区 20歳以上
3. 新宿区 同
4. 中野区 35歳〜75歳
5. 中央区 20歳、25歳または30歳〜70歳までの偶数歳
6. 台東区 30歳、35歳、40歳〜55歳、60歳、65歳、70歳、75歳
7. 大田区 30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、66歳、68歳、70歳、72歳、74歳
8. 目黒区 35歳、40歳、42歳、45歳、47歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳
5年間隔で実施の区
9.渋谷区 20歳、25歳、30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳
10.墨田区 同
11.品川区 同
12.江戸川区 同
13.江東区 同
14.足立区 同
15.文京区 30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳
16.豊島区 40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳、75歳
17.板橋区 40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳
18.北区 同
19.荒川区 同
20.葛飾区 同
21.世田谷区 同
10年間隔で実施のある区
22.杉並区 25歳、30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、60歳、70歳
23.練馬区 30歳、40歳、45歳、50歳、60歳、70歳
長寿すこやか歯科健診
平成31年4月から年度末76歳と80歳の区民を対象に後期高齢者歯科健診(長寿すこやか歯科健診)が始まります。
対象 76歳 昭和18年4月1日〜昭和19年3月31日生まれ
80歳 昭和14年4月1日〜昭和15年3月31日生まれ